「思いを寄せる」教会

2014年12月28日「聖家族」
・第1朗読:創世記(創世記15・1-6、21・1-3)
・第2朗読:ヘブライ人への手紙(ヘブライ11・8、11-12、17-19)
・福音朗読:ルカによる福音(ルカ2・22-40)

【晴佐久神父様 説教】

 この一年のことを、年の最後の主日にあたって、お互いに感謝し合いたいと思います。
 もちろん、わたしたち、完全ではありませんでした。問題もあったでしょうし、私も皆さんも、それぞれの限界を抱えていて、迷惑をかけ合ったり、ちょっと冷たかったりしたこともあったと思います。しかし、この一年、神さまが、このカトリック多摩教会を守り、導いてくださった。これは事実です。そして、私たちのうちに聖霊が働いて、お互いに支え合い、祈り合って、今日を迎えているのも事実です。
 お互いに、感謝し合いたいと思います。

 24日の降誕祭の夜、まあいろいろあってバタバタと大変な夜でしたけれども、夜更けに私が部屋に戻りますと、ドアの前に、1枚の紙と、1枚の大きなクッキーが置いてあったんですよ。こんなデカいクッキーが。こんなふうに焼けるものかなと思いましたけど。
 その1枚の紙は、A4のコピー用紙でですね、・・・たぶん教会のものだと思います。(笑) マジックで、「表彰状」って書いてあるんですよ。
 画像はイメージ(画像はイメージ)
 (笑) たったこれだけです。短いひと言。でも、だれかが思ってくれてるってうれしいですよね。匿名なんですね。ただ、最後に「カトリック多摩教会」と書いてありましたので、皆さんからの励ましと受け取らせていただきました。
 もっとも、「あなたは、とってもいい神父さまなので、これを賞します」って、これはちょっと間違っていて、私に言わせれば、こう書くべきでしょう。
 「あなたは、とってもいい神父のふり(・ ・)が上手なので、これを賞します」(笑)と。
 まあでも、「ふり」でもね、やらないよりはいいでしょう。皆さんも、「いい信者のふり」、してるじゃないですか。(笑) ふりでもいいから、頑張りましょう。それでだれかが救われるなら・・・。
 実際、多摩教会、この一年頑張りましたから、私からも、賞状を、皆さんに差し上げるべきでしょうね。
 思えば、ホントにこうして、毎週毎週ミサに集まったこと、これは褒められていいと思います。これは、お互いに感謝しないと。だって、来てみたら自分一人だったとしたら、こんなさみしい話、元気の出ない話ないでしょう。ミサは、信じる仲間が一緒にいるからミサになるんですね。1年間、忙しい中、あるいは、体調の悪いときでも、精いっぱい集まってきて、そして、一緒に祈った。・・・それは、お互い感謝し合ったらいいと思う。

 そうして共に過ごしたこの1年、感謝は尽きません。言い出したらきりがないですけど、まずは教会の委員の皆さん、どうもありがとうございました。特に教会委員長、今日も侍者をしておられますけれど、ご苦労さまでした。2年間の任期、終わりました。もう2年やっても、構わないですよ。(笑) 総務や広報の方をはじめとして、委員さんたち、細かいお仕事、ホントに頑張ったと思います。
 目の前には、会計さんいますけど、今年の経理の仕事、ホ〜ントに大変だった。皆さん、ご存じですか? 教区との間の、とっても細かい会計上の取り決め。銀行とのやり取りも大変でしたよね。私、先日その現場を()の当たりに致しましたよ。そういう面倒な処理を、誠実に一つひとつ。
 典礼委員会もお疲れ様でした。おかげでこんなに素晴らしいミサがあって。典礼委員も、陰では本当によく話し合ってるんですよ。・・・皆さんは何気なく、こうして気持ちよくミサを捧げてますけど、その陰でどれだけ話し合ってるか。
 ・・・これ、言い始めたら奉仕グループ全部言わなきゃならなくなりますね。「あっ、私たち、言われなかった・・・(泣)」って言われると、(笑)・・・ねえ、ちょっと。
 ちょうどそこにいる方で言うなら、答唱詩編の独唱者、歌、この一年で、うまくなりましたねえ。(笑) デビュー当時は、緊張して固い声でしたけど、今日はのびやかでよかったですよ。オルガンさんも、ご苦労さまでした。ご存じですか? オルガ二ストさんたち、誰もいない寒いお御堂(みどう)で練習してるんですよ。
 侍者(※1)の皆さんも、ありがとうございました。ちょうどさっきも香部屋で、大人の侍者さんと、「やっぱり、子どもたちの侍者がいいよね〜♪」って話してたら、遅れてきた子どもが飛び込んできて、笑ったんですよ。いいですよね〜、子どもの侍者がいる教会って。子どもたちにも、「ホントにありがとうございます」って言いたいですよ。  
 もちろん、「受付チーム」もいるし、「入門係」もがんばったし。この人たちもよく、まあ、もてなしてくれました。一つひとつの現場で大変な思いをしていること、お互いは知らない。でもね、「ああ、そのおかげなんだ」っていうこと、たくさんある。現に、新受洗者たち、いっぱいここにいるじゃないですか。転会(※2)してきた方もいるじゃないですか。・・・やっぱりみんな受付係や入門係にお世話になってるんですよ。みんなが知らない所で、洗礼志願書を刷り直したり、入門講座の新年会(※3)のハガキを刷って出したり、目立たないところで精いっぱいのことをしてきたんです。
 目立たないといえば、「営繕部」の方、ご苦労さまでした。(笑) 神父が頭ぶつけた所に(※4)、「頭上注意」って貼っていただいたり、(笑) 見てないとこで、みんな奉仕してるんです。
 「教会学校」、忘れちゃいけないですね。今年も頑張りました。一年最後の締めくくりの聖劇(※5)は、リーダーたちにとっても、一生懸命世話してきたかいがあったっていう感動の現場でした。
 「オアシスグループ」(※6)を忘れてないかっていう顔をしてる人がいますけども、(笑) 忘れるわけないじゃないですか〜。みんなどれだけおいしいコーヒーをいただいたかっていうことですよね。
 今年は、そういえば、「コルベ会」も復活しましたし、「初金家族の会」や、「みんなの会」も、みんなを喜ばせるためにこの一年、いい集まりを続けることができました(※7)
 「病床訪問チーム」なんかはね、やっぱり、この教会の「魂」って言っていいんじゃないですか?
 「教会ショップアンジェラ」の皆さんも、「霊園担当」、「園芸部」の奉仕も、ありがとうございました。毎週祭壇に花を飾っていただいている「生け花担当」の方も、忘れちゃいけないですね。いつもミサが始まるとき、祭壇前でお辞儀していると、その日の典礼に合った、本当に素晴らしいお花が飾ってあって、祈りの心に満たされます。
 一番目立たないのは「掃除担当者」かもしれませんね。汚れてると目立つけど、きれいだとだれも気づきませんから。でも、毎週毎週、掃除してくださって。
 (・・・あれ? 私、まだなんですけど)っていう方、すいません。今度、信徒総会がありますので、その総会資料には、この教会で、どんな集まりが、どんなふうに頑張っているかっていうこと、ぜんぶ載っておりますから、読んでいただければと思います。
 遠くから、折に触れ、多摩教会に来てくださる方たちにも感謝をしたいと思います。多摩教会を慕って、いろいろな所から通って来られる皆さんにも、この教会は支えられています。
 そうして今、洗礼の準備を始めた求道者の皆さん、皆さんもまた、神さまが集めてくださった素晴らしい仲間です。皆さんが集まってくれるからこそ、多摩教会は元気になれる。
 地区会(※8)にも、最後に触れておきますね。地区委員の仕事にも細かい作業があり、典礼奉仕の人を頼むのにご苦労なさったでしょう。中でも地区会の軽食サービスは本当に大変なご奉仕ですが、おかげで今年も、実に多くの方が幸せな思いをしたと思います。ミサ後の信者の、交わりの食事風景は、多摩教会の、・・・やっぱり、「顔」ですよね、あの軽食サービスは。
 え〜、そしてまあ、神父さま、一年間お疲れさまでした。(笑)

 お互いに感謝し合いたい年の瀬ですが、ただですねえ、昨日の夕刊、ご覧になりました?
 その記事のおかげで、教皇のクリスマスメッセージ(※9)を、ネットで読んだりして、ホントに私たち、自分たちが幸せな分、それに(あずか)れない人たちに「思いを寄せる」、これがすごく大事だなと改めて、気がつかされました。
 12月27日の毎日新聞の夕刊、ご覧になった方、ビックリしましたでしょ。1面トップが、教皇の記事なんですよ、デカデカと(※10)。・・・特集記事ですけど、「 『世直し』法王 存在感 」っていう、でっかいタイトルがついててね。で、リード(※11)ってありますでしょ? 5行くらいの、最初のまとめの文章を読んだら、「全世界約12億のカトリック信徒の頂点に立つフランシスコ法王が、今、国際政治で存在感を増している」っていう内容なんですね。
 半年前の6月には、ペレス大統領とアッバス議長をバチカンに呼んで引き合わせたっていう平和外交がありましたし、つい数日前の、アメリカとキューバの電撃的な国交正常化のための橋渡し役をやったっていうこともあって、今、あの教皇の存在感が、ますます増していると。
 で、こんなふうに書いてあった。
 「弱きを助け『世直し』する、世界版・水戸黄門」みたいな。(笑)
 でもなんか、分かります。水戸黄門、庶民的じゃないですか。で、各地を回って、あっちでもこっちでも弱きを助け、世直しをするっていう、(ああ、うまいこと書くもんだなあ)と思いましたよ。で、
 「世界版・水戸黄門のごとく、弱きを助け『世直し』を実践する原動力は何か?」
 ・・・っていうのが、リードの締めくくりだったんで、そりゃあもう、教皇を突き動かす原動力は何かって言うなら、
 「イエス・キリストの愛」
 しかないわけだし、記事の中でそう書いてほしかったんだけれども、そこはまあ、一般紙ですからそうは書けませんからね、バチカン外交に関するなんだかいまひとつ絞りきれてない記事になってましたけど。でも、最初その1面をパッと見たとき、カトリック新聞かと思いましたよ。(笑) フランシスコ教皇が信徒に囲まれてる写真が1面にデカデカと載ってて。

 その記事に、今年のクリスマスメッセージが、一部引用されてたんですね。「今、このクリスマスにも多くの人が涙を流している。私は、苦しんでいる子供たちに思いを寄せる」というようなメッセージです。まあ、いかにも教皇フランシスコらしいですけれども、「今、このクリスマスにも多くの人が涙を流している。今苦しんでいる子供に思いを寄せる(・ ・ ・ ・ ・ ・)(傍点引用者)、と記事で読んで、あ、ここが一番肝心なんだなと気がつかされたんです。
 「思いを寄せる」
 そういうことですね。私たち、ついつい内向きになって、内側で頑張っちゃいますけれども、外に「思いを寄せて」ないと、どうしても、その頑張りは、自閉的というか、自己満足というか、「自分のため」だけになってしまう。教皇は、そのことに警鐘を鳴らしているように感じたんです。
 で、中央協議会のホームページで、昨日、その教皇のクリスマスメッセージを読んだんですよ。(※9と同じ)25日にバチカンで語られたメッセージです。それを読んで、ビックリしました。
 最初の所で、ちょうど今日の福音書の箇所(※12)が引用されてるんですね。さっき読んだシメオンの言葉が引用されていた。
 「シメオンは、神をたたえて叫んだ。『この幼子イエスは、万民のための(・ ・ ・ ・ ・ ・)救い主なんだ』」(cf.ルカ2:30傍点引用者)
 それを、「すべての人(・ ・ ・ ・ ・)すべての民族(・ ・ ・ ・ ・ ・)の」と教皇は言い直してました。(傍点引用者)
 ・・・「すべての人とすべての民族の救い主なんだ」。
 最初の所でそう言った後、その後はず〜っと、現に今苦しんでいる人のことを延々と語ってるんですよ。もう、ず〜っと。シリアとイラクで迫害されている人たちのことをはじめとして、イスラエルとアラブのことも語ってましたし、ウクライナについても触れていた。そして、アフリカのことも。ナイジェリアのこと、スーダン、リビア、コンゴ、中央アフリカ。紛争で大変な思いをしている地域。もちろんエボラ出血熱で苦しんでいる人のことも。「その人たちをどうか救ってくれと、主イエスに願い求めます」っていうことを、ず〜っと丁寧に語ってるんです。
 中でも、最後に一番多くの言葉で語っていたのが、苦しんでいる子どもたちのことです。戦争で苦しんでいる子ども、虐待で苦しんでいる子ども、戦争に駆り出されて兵士にさせられている子ども、人身売買の対象になっている子ども・・・。もう、そういう子どもたちのことをず〜っと語ってましたけど、そこに、ドキッとする言葉が使われていた。
 「私たちは沈黙の共謀者」(※13)
 そういうような表現です。黙っていることで共謀している、と。「共謀」って、罪ですよね。主犯はいるかもしれないけれども、共謀者も捕まります。 「私たちが沈黙しているという共謀によって、人々は苦しんでいる」と、そう言われると、やっぱりドキッとします。
 「無関心のグローバル化」(※14)
 そんな言葉も使われていた。
 そんな現実の中で、教皇は、「私は子どもたちに思いを寄せる。あの苦しんでいる人たちのことを考える」って繰り返し言ってるんです。「思いを寄せる」っていう言葉が繰り返されていました。まずはそこなんでしょうねえ。
 この一年、私たちは本当に精いっぱいやってまいりましたけれども、来年は、さらに、「苦しんでいる人に思いを寄せる」教会にしようじゃないですか。教皇さまにそう言われた以上、そうしようじゃないですか。
 教皇が言ったら、それはもう、神の声ですよ。教皇がやっていることは、これはもう、私たちの模範です。今のカトリック教会は、うかうか(・ ・ ・ ・)してられないですよ。教皇が自ら、言って、やってますから、私たち、ちょっと、「本腰入れなきゃ」っていう気持ちにならざるをえない。
 私なんか、直属の部下みたいなもんですから。教皇フランシスコになってから、ホント、やり始めましたもんね。例えばですよ、皆さん、大会社の社員だったとしてね、朝出勤したら、社長が会社の前で、ほうきで掃除していたとしますね。皆さん、その横、通り過ぎれますか? 「あ、どうもご苦労さん!」って、(笑)通り過ぎます? 「あっ、社長、自分も手伝います!」って、ほうき取りに飛んで行くんじゃないですか? そういうもんですよね?
 あの〜、教皇フランシスコの時代ね、皆さん、大変ですよ。うかうかしていられないんです。
 教皇さまと心をひとつにして、まず、「思いを寄せ」ましょうよ。思いを馳せる。・・・考えるんです。想像するんです。
 (今、こうして楽しいパーティーしてる時にも、殺されてる子どもがいる。その子を抱きかかえて泣いてる母親がいる)
 ・・・それを、想像するんです。せめて、身近な人からでいいから、その心の内を想像するんです。そうして、そのさみしさ、その苦しさのために、ほんの少しでも何かする。 何ができるかはね、ホントにもう、微々たるものです。でも、まずはそのほんの少しから始まる。ささやかな奉仕、短い祈り、小さな贈りもの。ともかく、まずは思いを寄せましょうよ。ともかくなんか、優しい教会にしましょうよ。 

 三日前の「心の病で苦しんでいる人のためのクリスマス会」(※15)、小さな、小さな「天国」でしたけど、それはこう、お互いに思いを寄せてるからなんですね。それが、「天国」の秘密です。
 参加者が三十数名。で、スタッフが38名。だいたい1対1ですよね。それでこう、パーティーをやって、お互いに気をつかって準備をして、「病気の人はこうだろうから、こうしておこう」とか、「こういうことでパニックになりかける人もいるから、こういう部屋も用意しておこう」とか、もう、よく話合って準備して、で、当日は、お互いに「思いを寄せて」るんですね。
 もちろん、完璧じゃないですよ。でもそれを責めてもしょうがない。ともかく始めたんです。思いを寄せるというチャレンジを。そうして一年、また一年と、少しずつでもさらなる天国を目指す、その原動力は「思いを寄せて」いるから。だから、天国みたいな感じになるんです。
 24日、25日に教会でミサ後のパーティーやりましたよね。あれもなかなか、あったかいパーティーだったと思うけれども、
 さて、そのとき、見知らぬ隣の人に「思いを寄せて」いたか。
 部屋の隅でポツンと一人でいる人に「思いを寄せて」いたか。
 1年間、祈り合った仲間として、お互いに「思いを寄せて」いたか。
 今日ここに来られない人に、「思いを寄せて」いたか。
 親しい人と笑って盛り上がって、(あら? もうサンドイッチないの?)とか、そんな感じだけになってるとしたら、さみしいですよね。
 ふと辺りを見回して、今ここに、つらい思いを抱えている人がいるかもしれないって「思いを寄せる」ことができたら、その思いのうちに天国が現れるんです。
 (あら、この人、誰ともしゃべらないでポツンとしてるわ。声をかけてみよう)
 (この人、最近ご家族亡くしているけど、だいじょうぶかしら。お慰めしましょう)
 ・・・「思いを寄せる」。
 これが、「天国」の秘密じゃないですかねえ。

 来たる2015年、お互いに「思いを寄せ」、世界に「思いを寄せる」、そういう多摩教会として、やってこうじゃないですか。
 お互いに、今年よりも、もうちょっと、優しくなれますように・・・。


【 参照 】(ニュース記事へのリンクは、リンク切れになることがありますので、ご了承ください)

※1:「侍者」既出
 ミサや他の典礼祭儀において、特に祭壇の周囲で司式司祭を補佐する。
 通常、アルパ(体全体を包む長い白衣)を着用し、司式司祭や他の奉仕者と共に入退堂する。主な役割としては、典礼書、十字架、ろうそく、パンとぶどう酒、水、香炉などを運ぶこと、福音朗読のときに司祭、あるいは助祭に付き添うこと、祭壇の準備を手伝うことなどがある。
 従来、少年が務めることが多いが、年齢に特に規定はない。また、男性が務めることが慣例であったが、近年では女性が務めることもある。
(参考)
・ 「侍者」(2008年『岩波キリスト教辞典』岩波書店)
・ 「侍者とは何をする人ですか」(カトリック大阪教区 典礼委員会) など
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※2:「転会」既出
キリスト教で、カトリック以外から、以後、カトリック教会に籍を置く方は、「改宗」ではなく、「転会」という。また、転会するための式を、「転会式」という。
カトリック多摩教会では2014年5月と11月に、それぞれ7名、合計14名の方の転会式が行われた。
(参考)
・ 「天の国での最初のひと息」(「福音の村」)2014年5月18日説教
・ 「あなたと一緒にいる」(「福音の村」)2014年5月25日説教
・ 「私たちの内なる羊と山羊」(「福音の村」)2014年11月23日説教
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※3:「入門講座の新年会」
 2015年1月10日(土)に、入門講座で新年会(交流会)を開きます。
 10時半からの、晴佐久神父の話で始まり、その後はパーティー(無料)です。
 この新年会は、内々の会ではなく、オープンなお祝いです。ぜひご参加ください。
 お待ちしております。
 (下の画像をクリックするとご案内ページが開きます)
 2015入門講座「新年会」
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※4:「神父が頭ぶつけた所に」
 以前、晴佐久神父が、教会敷地内のコンクリートの梁に頭を強くぶつけて、病院で診てもらったことがあった。
(参考)
・ 「教会ばっかり!」(「福音の村」)2014年9月21日説教・・・説教始まってすぐの箇所をご覧ください。
 頭上注意!
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※5:「一年最後の締めくくりの聖劇」
 多摩教会の教会学校では、その子どもたちを中心に、12月23日に「祈りと聖劇の夕べ」で、ミュージカル、「あぶう、ばぶう」を公演。
 おかげさまで、当日は満員、大盛況で、舞台も大成功でした。
(参考)(既出:
・ 「12/23 火・祝「祈りと聖劇の夕べ」 (カトリック多摩教会ホームページ〈開催のご案内〉
・ 「クリスマスの奇跡」(「福音の村」)2014年12月24日説教
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※6:「オアシスグループ」(「オアシス広場」として既出:123 他)
 2010年春、多摩教会に、晴佐久神父考案で、「オアシス広場」という、くつろぎの広場がオープン。多摩教会だけではなく、通りがかりの方にも開かれている。
 大きなパラソルの下には、テーブルとベンチがあり、特に、ミサの後には、歓談したり、軽食をとったりするスペースとして愛用されている。日曜日のミサ後には、無料コーヒーサービスも行われている。そんな、オアシス広場で活躍するのが「オアシスグループ」。オアシスに立ち寄る方々をもてなしている。
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※7:「コルベ会」、「初金家族の会」、「みんなの会」
◎「コルベ会」既出:【参照】※4
 カトリック多摩教会の奉仕グループのひとつ。
 長年、必要な場所に、お米や古切手、テレカを送ったり、甘夏の自家製加工品、じゃがいもの販売や、クリスマスセールを行って収益を得、福祉施設へ送ったりする活動をしてきた。
 2013年の年末、さまざまな事情から活動の継続が難しくなり、閉会が避けられない状態となったが、数カ月後、有志が引き継ぐことが決定。現在に至っている。

◎「初金家族の会」参考
 2013年初夏スタート。毎月第一金曜日の「初金ミサ」の後、11時ごろから1時間ほどの集い。
 「イエスさまを中心に集まる」ことをポリシーに、信者か否か、教会内外、年齢、性別などまったく関係なく集まり、経験豊かな諸先輩から体験談を伺ったり、楽器の生演奏を聴いたりと、和気あいあいと集まっている。ぜひ皆さまもご参加ください。

◎「みんなの会」
 毎月第3土曜日、知的ハンディを持つ人々、家族、友人たちの集い。
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※8:「地区会」
 多摩教会では、所属信徒を住所で八つに区割りして、「地区会」を構成している。
 それぞれの地区会では、日曜日、ミサ後の軽食サービス(300円で昼食代わりの軽食を料理、提供。担当地区は毎週変わり、それぞれのメニューを準備している)、催事、大掃除などで、分担、協力をしている。
 「ミサ後の軽食サービス」については、21日の説教にもあったとおり(>>>こちら 説教終盤です)、多摩教会初訪問の方には、「軽食無料サービス券」を差し上げますので、ぜひお試しを!
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※9:「教皇のクリスマスメッセージ」
教皇フランシスコ、2014年12月25日の降誕祭メッセージ(ローマと全世界へ) <カトリック中央協議会>
(参考)
教皇フランシスコの降誕祭ミサ説教 <カトリック中央協議会>
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※10:「1面トップが教皇の記事なんですよ、デカデカと」
 毎日新聞 2014年12月27日(土)夕刊 1面
 「世直し」法王 存在感 (ローマ支局 福島良典特派員)
 毎日新聞 2014年12月27日(土)夕刊 1面〈毎日新聞社の許可を得て転載〉
 (画像はクリックすると拡大表示されます)
(参考)
ローマ法王:「世直し」で存在感 「格差是正」人気背に (毎日新聞ニュースサイト 2014年12月27日最終更新17時55分)
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※11:「リード」(Lead)
(意味) 新聞の記事の構成で使われる用語で、見出しの次の、記事の要旨をまとめた数行の文章のこと。記事の本文よりも前に置かれ、見出しよりも小さな字で書かれる。(ウィキペディア
 Lead-270〈毎日新聞社の許可を得て転載〉
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※12:「今日の福音書の箇所」
本日(2014年12月28日〈聖家族〉)の福音朗読箇所は、
 ルカによる福音書2章22〜40節
  〈小見出し:「神殿で献げられる」「ナザレに帰る」〉(小見出しは、新共同訳聖書による)
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※13:「私たちは沈黙の共謀者」
教皇フランシスコ、2014年12月25日の降誕祭メッセージ(ローマと全世界へ)」(カトリック中央協議会)の
 下から3段落目の3〜4行目に、
 「わたしたちの目の前で、わたしたちが沈黙することによって共謀する中で、虐待され、搾取される子どもたちに思いを寄せます」とある。
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※14:「無関心のグローバル化」
 「教皇フランシスコ、2014年12月25日の降誕祭メッセージ(ローマと全世界へ)」(カトリック中央協議会)の
 下から2段落目の上から4行目に、
 「神の力が、世俗主義や無関心といった『無関心のグローバル化』に浸りきっている多くの人々のかたくなな心を、その従順さによって溶かしますように」とある。
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※15:「心の病で苦しんでいる人のためのクリスマス会」
 通称「ここクリ」。カトリック多摩教会で、12月25日に「心の病で苦しんでいる」方々を対象に行われた。
(参考)
・ 「12/25木 心の病で苦しんでいる人のためのクリスマス会」(カトリック多摩教会ホームページ〈開催のご案内〉
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2014年12月28日 (日) 録音/2015年1月3日掲載
Copyright(C) 2011-2015 晴佐久昌英