愛を、かたちで表す

2013年4月28日 復活節第5主日
・ 第1朗読:使徒たちの宣教(使徒言行録14・21b-27)
・第2朗読:ヨハネの黙示(黙示録21・1-5a)
・福音朗読:ヨハネによる福音(ヨハネ13・31-33a,34-35)

【晴佐久神父様 説教】

 いつものように、先週感動したことから分かち合わせて下さい。
 先週火曜日のコンサートの話ですけれども、大変感動いたしました。サントリーホールで、BBCフィルハーモニック、ピアノ辻井伸之、佐渡裕指揮でラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」、あとベルリオーズの「幻想交響曲」ですけれども、それはもう、素晴らしい演奏でした。
 ただ、その素晴らしい演奏に感動したという以前に、ちょっといきさつがありまして、実はこれ、2年前にやるはずだったんですよ。それを私は聴きに行きたかったんです。とっても楽しみにしてた。でも、そのときは中止になっちゃったんです。

 ツアーの前半はちゃんとやりました。広島、京都、大阪、名古屋、松本。で、次に横浜、東京と続くんですけど、BBCフィルのバスが横浜まで来てベイブリッジを渡ってる途中で、突然大きく揺れ始めてですね、これが3月11日だったんですよ。「前後左右上下に揺れた」って言ってましたから、まあ大変な揺れで、近くの車は横転してたとか。
 やっと、「横浜みなとみらいホール」に着きましたけど、公演は中止になったわけですね、当然。その日は都内のホテルまで、10時間近くかけて帰ったっていうことでした。まあ、しょうがないですね、3.11当日です。誰のせいでもありませんが、原発のこともあったので、BBCの本部からの決定で、ツアーはもう中止して帰って来いっていうことが決まって、3日後にはロンドンに帰っちゃったんですよ。
 だけどね、佐渡さんと辻井君とこの仲間たちは、世界ツアーもしてますし、佐渡さんにとっては海外フィル引き連れての凱旋公演でもあります。やってる方も盛り上がってる超人気ツアーでしたから、やりたかったんですよ、みんなね。BBCのメンバーとしても、「日本がこんなに苦しんでる、こんなときこそ!」みたいな友情があるわけじゃないですか。それを、ある意味、見捨てるようにして帰らなきゃならない。しかも、佐渡さんと辻井君は日本人ですから、日本に残るわけで、そんな中をみんなは逃げるように帰っちゃう。
 そのことは、公演を共にしてきた同士として、尊敬し合うアーティスト仲間として、非常につらい出来事だったんですね。大変よくしてくれた日本人を裏切ることにもなるとまで思ってくれた。それで別れ際、BBCのメンバーは「このツアーは必ずもう一度やろう」って約束して帰っていきました。
 とは言ってもですね、常識的に考えて、同じメンバー、同じ指揮者とソリストで、同じ演目の同じツアーなんて、不可能に近いんですよ。それをですね、その後BBCは、約束どおり、今回のこの日本ツアーをやると発表して、もう、一同大喜びした。佐渡さんが一番喜んだんじゃないですかねえ。辻井君も喜んだし、私も大喜びです。それで、このたびの東京コンサートということになった。
 やっと聴けるっていう思いでしたし、よくぞまた来てくれたっていう気持ちでした。まあ2年前は、辻井君、ヴァン・クライバーンでの優勝から2年後でしたし、興味津々でぜひぜひ聴きたいっていうのもありましたけど、今回はあれから辻井君もまたさらに成長して、どんな協奏曲を聴かせてくれるかというのもあって、楽しみにしてまいりました。

 うれしかったのは、予定外なんですけど、BBCが冒頭に「エニグマ変奏曲」っていうのを特別に演奏してくれたことです。これはBBCの母国イギリスを代表する作曲家エルガーの名曲なんですけど、その「エニグマ変奏曲」から、「ニムロッド」っていう、短いけれど非常に美しい曲を演奏してくれました。覚えておいて、ぜひ聴いてみてください。エルガーの、「エニグマ変奏曲」の、「ニムロッド」。
 これはエルガーが、自分の音楽の最もよき理解者、聴き手であり、そしていつも自分を支えて、援助してくれる、大切な友人であるイェーガーのために作曲した曲なんです。わざわざそれを演奏するということはつまり、何を表してるかというと、「日本の皆さんは、ホントに私たちにとって、最もよき理解者、聴衆であり、私たちを支えてくれる特別な友人なんだ。そんな皆さんに、その友情を何とか表したい」、そういう思いだということです。
 佐渡さんが、演奏前に、今回のツアーの意味やBBCのメンバーの気持ち、そして「エニグマ変奏曲」を演奏する思いをかなり長時間にわたって話してくれたこともあり、会場の思いがひとつになっての演奏会になりました。
 うれしいじゃないですか。そういうこと一つひとつで、気持ちが伝わるんですよ。「皆さんを置いて帰って来てしまった。でも今回、友人である皆さんのために、ぜひおんなじツアーを、こうして、やりたいんだ」っていう、その思いがね、ちゃんと来てくれることで、そして冒頭の一曲で、ひしひしと伝わってくる。演奏はもちろん大変素晴らしかったんですけども、何ていうんでしょうね、そういう友情というか、「気持ちが伝わる」っていうことが何よりもうれしかったんです。「気持ちはあるけれども、うまく伝わらない」ということの多い現実の中で、「その気持ちを、犠牲を払ってでも、ちゃんとかたちにして表してくれる」っていうことのうれしさ、素晴らしさっていうものを、つくづくと味わいました。

 「気持ちが伝わる」っていうならね、佐渡さんと辻井君なんかは、ホンットに、あれ、素晴らしいコンビですね。辻井君、ご存じのとおり、全盲ですよ。もちろん全盲でも、ソロのピアノなら、弾くことはできますよ。実は2月にも、彼のソロでショパンとか聞きに行きましたし、それはもう見事な演奏でした。でも、協奏曲となったら指揮者なしにはあり得ないわけですし、その指揮者が見えないんですから、「どうすんの?」って話ですよね。普通に考えたら不思議な話でしょ。実際にはどうしてると思います? 出てくるときは指揮者の佐渡さんと腕を組んで入ってくるわけですよ、ステージに。でも、ピアノに座ったら、もう、ひとりぼっちですし、佐渡さんの指揮棒は見えません。
 実際にどうしたかというと、曲の冒頭とか、要所要所で、佐渡さんが、辻井君の方を向いて、意識的にスッと息をするんですよ。あの、ほら、歌ってるときに、瞬間的に息を「シュッ」と吸うじゃないですか。あんな感じの息ですけど、そんな指揮者の息の音を、辻井君、聞いてるんですよね。指揮者が棒を振る前の、スッという息の音をちゃんと聞いて、合わせてる。さらには、3楽章のにぎやかなところなんかは、佐渡さんはもう、辻井君の方に顔を向けて、唇の破裂音で、パン、パパン、パパン、パパンって、ちゃんと指揮してるんです。あのコンビの息の合い方っていったらもう、それを見てるだけで感動するし、音楽っていうのはホントに気持ちがピタッとひとつになる、最高の恵みの瞬間だなあって、つくづくと感動を味わった。

 だからもう、終わったときには、思わずスタンディングして「ブラボー!!」ってやりたかったんですけど、やっぱりあれ、恥ずかしいですよね。(笑)あれ、誰が最初に立つかっていうのがあるんですよ。誰かが立つと、それにみんな続く。私なんかは普段は結構がんばって、真っ先系なんですけど、そのときは、サントリーホールのど真ん中だったんで、目立ちますし、一瞬ためらったんですよ。そうしたら、私の左側三つ目の席のおじさんが、いきなり立ち上がって「ブラボー!!」って。「おっ、よくやった!」と思って見たら、長嶋茂雄でした。(大笑)佐渡さんもそれに気づいて、手をあげて長嶋さんを示すんで、その時ばかりはみんな辻井君よりもミスターのこと見てましたよ。(笑)でも、ああゆうとこ、やっぱり、ミスターは偉いね。感動を正直に表現する人。私も、続けとばかりに立ち上がって、いやもう、それはホントに、心からの「ブラボー」でした。
 そのブラボーは「ありがとう」でもあったし、「よくやった」でもあるし、なによりも「あなたたちとつながれた!」っていう思いです。それはホントに、音楽ならではの絆。音楽こそが表せる、神さまがちゃんと与えてくださった、人と人のつながりの素晴らしさ。人と人は試練の中でもつながり合えるし、またそれをこんなに美しいかたちに表せる、そういう素晴らしい生き物なんだっていう思いのブラボーです。まあ、シビレましたよ。
 こういうね、「人のつながり」「気持ちが通い合う」ことこそすべてであり、それをちゃんと「かたちに表す」。・・・これが、すごく大事なこと。

 今、福音書読みましたけれども、イエスさまが「互いに愛し合いなさい」って、亡くなる前の晩に遺言を残しました。でも、「愛し合いなさい」なんて、そんなの当たり前のことですよね。どんな宗教だって、文化だって、「愛し合いましょう」って言いますし、「憎み合いましょう」なんて言うわけない。当たり前のことです。
 キリスト教の「愛」が特別なのは、この「愛し合いなさい」という前の部分です。条件節が付いてますでしょう? 「わたしが愛したように」なんですよ。イエスは、確かに弟子たちを愛しました。それはもう、はっきりとだれもの目に見える、リアルに体験した事実として、歴史に残る模範となっているわけですよね。イエスがどのように愛したか。それを知って、「そのように」あなたたちも愛し合いなさい、と。これがキリスト教なんです。
 だって、愛にもいろいろありますし、「愛そうとしても愛せない」ってこともあるのが現実でしょう。「こんなにつらい現場で、いったいどうすれば愛し合えるの?」とか、「こんなイヤなやつ、どうやって愛せるっていうの?」とか、「こんなに疲れてるときに、とてもじゃないけど愛し合えない」とか、「私、今病気なんです。孤独なんです。ホントに苦しんでるんです。そんな私に『愛し合え』と言われても・・・」などなど、それが私たちの正直な思いでしょ?
 そんなときにキリスト教は「イエスが愛したように」と言う。じゃあ、イエスはどう愛したか。言うまでもないことですね。イエスは、十字架で私たちを愛しました。その十字架こそは、「本当にあなたとつながりたい」「あなたの苦しみとつながっていたい」っていう、そんな気持ちの、非常に美しい目に見えるしるしだった。まずはその愛を受けよ、と。
 私たちもね、普段は自分のことばかりで、互いにつながれないでいるから、上手に愛し合えないでいますけれども、それでも愛し合いたいっていう気持ちはちゃんとあるはずだし、その気持ちを、イエスの愛を知り、イエスの愛にならって、目に見えるしるしで、ちゃんと表していけば、そこに、神さまが何か素晴らしいつながりをつくり出してくださるんですよ。
 もう一度日本でツアーをするとか、冒頭に友情の曲を演奏するとか、かたちにしてくれるから、気持ちが伝わって、そこに愛が立ち現れる。それに対して、思わず立ち上がって「ブラボー」なんてね、勇気のいることですけれども、これもまた非常に美しい目に見えるしるしでしょ? 黙ってたんじゃ伝わらない。でも立ち上がって、ホントに感動したと、大きな声で伝える。演奏者もそれを聞いて、「ああ、気持ちが伝わったんだ・・・!」って、喜びに包まれる。そこがやっぱり大事なことなんでしょう。めんどくさいとか、恥ずかしいとか、誰かがやるだろうっていうんじゃね、伝わらない。
 そういうふうに、「愛を、目に見えるかたちで表す」っていうことを、イエスさまは究極のしるしで実行してるんですよ。まさしく、「これ見たらわかるだろ?」っていうしるしとして、イエスは十字架にかかっているんです。だからわれわれは、十字架を飾る。「これを見たら神の愛がわかるだろう?」というしるしとして。イエスは自分の死後に、弟子たちにそれを分かってほしくて、遺言を残しました。「わたしが愛したように、あなたたちも愛し合いなさい」と。
 愛されている私たち、互いに愛し合うためにも、愛をかたちに表しましょうよ。

 水曜日と木曜日、被災地釜石に皆さんからの義援金を届けに行ってまいりました。皆さん、ホンットにありがとうございます。
おかげさまで私、ワゴン車の代金を、耳そろえてパーンとね、(笑)持って行くことができましたよ。先日お話ししたとおり、先月ベースを訪問したときに、ベース長から「新たにワゴン車が必要なんだけど・・・」と聞いて、「お任せください!」って大見栄切って帰って来ちゃったんで、(笑)ちゃんとお渡しできて安心しました。何よりも、皆さんが、被災地で苦しむ人たちのため、その人たちのために働いている教会の仲間のために、気持ちをかたちにしてくれたこと、それがちゃんと伝わりましたよ。
 やっぱり、苦しんでいる人を励ますためにも、気持ちをかたちに表さなければ、なんにも伝わらないっていうのは当然ですよね? そうでなくとも今はどんどん、かたちが薄れていっている時代ですし、また被災地でも次々と、ボランティアも引き上げ、ベースも減りで、現地はさみしい思いをしてるんです。残念ながら、カトリック釜石教会も、常駐する神父がいなくなっちゃったんですよ。
 だから、そういう所に「今こそ!」って出かけていくのは大切なこと。あれからもう2年たちましたけれど、せっせと出かけて行って、ミサをして、現地のことを知り、現地の思いを持ち帰って皆さんにお伝えし、今度は皆さんからの、かたちになった気持ちをちゃんとお届けする。これはすごく大事なことだし、それでホントにみんな励まされてました。喜んでましたよ。
 今回はひと月にも満たない期間でしたけど、多摩教会での献金が102万円、インターネットの「福音の村」で呼び掛けましたら100万円、毎月第3土曜日16時に市ヶ谷の援助修道会聖堂でやっている「いやしのミサ」や、先日の巡礼旅行参加者に呼び掛けたら20万、その他に直接私に送ってくださったりして23万。合計245万円集まりました。北海道から沖縄まで、海外の方も協力してくださいましたし、「歯医者さんの治療を延期して」とか、「ガソリン代を節約して」という方もいて、本当に感謝に堪えません。
 これを、ちゃんとお渡ししてまいりました。カリタス釜石の皆さん、感激して、喜んでくださいました。「これで立派なワゴン車が買える。もしかしたら残りで中古のバンも買えるかも!」って言ってました。
 皆さん喜んでくださって、ああよかったと思いましたけど、ベースの方がつくづくと言っていたのは、こうしてつながってるってことがホントに励みになるってことです。結局、車やお金の話じゃないんですよ。もちろん車は必要ですけど、それよりも何よりも、自分たちのことを忘れずにいてくれる、応援してくれているっていう、その気持ちがうれしいと、繰り返し言ってました。愛って、まさにそういうつながりのことなんですよね。
 極端な話、何もなくても、気持ちがちゃんと伝わってつながっていたら、いくらでも頑張れるんですよ、人って。だけど、現実の現場はね、疲れてます。そして孤立してます。被災者も、ベースのスタッフも。だから励ましが必要なんですよ。そのためには、直接出かけて行くっていうのが何よりだと思いますし、そういう現地と私たちをつなげる仕事っていうのが大事だと思いますから、私はこれからも続けますけれども、皆さんもね、ぜひゴールデンウィークとか、釜石辺りに出かけたらどうですか? 楽しいですよ、結構。

 あそこでね、「松川カレイ」っていう、おいしいカレイが獲れるんですけど、その寿司、うまいですよ。(笑)・・・これはつまり「食べた」っていう話ですよね。(笑)ベースのスタッフ一同をね、寿司屋に連れていって大盤振る舞いしたんです。釜石教会のすぐ近くに、津波で流された跡地に再建して、つい最近営業を始めた寿司屋があるんですよ。「一助(いちすけ)(参照)っていうんですけど、頑張ってましたよ。ベースのスタッフを励まそうと、そこにみんなを連れていってもてなしました。これがまた、おいしい寿司屋でね。寿司屋さんもすごく喜んでくれてね。松川カレイのエンガワ、おいしいですよ〜。あの辺でしか、食べられない。
 他にも、教会の近くには商店街もあるんです。プレハブの商店街で、「青葉公園商店街」
(案内図)っていう仮設の商店街(店舗見取図)ですけど、そこにもね、いろんなお店があるから、ぜひみんなで行って何か買ってきたらいいんじゃないかな。(店舗情報1) (店舗情報2) ( 写真画像 )
 私、まず本屋さんに入りました。客は誰もいない。そこで、谷川俊太郎の詩集を買いました。酒屋さんにも入りました。そこもお客さん、誰もいない。そこで、ブルゴーニュの赤ワインを買いました。(笑)釜石でフランスのワインを買うことになろうとは。喫茶店にも入りました。ここも客は誰もいない。でも、そこで新生釜石教会の牧師先生とコーヒー飲んでる時に、ちょうどベースの仲間から電話が来たりして、「今、仮設の商店街の喫茶店だから、おいでよ」みたいな感じで人を集めて、みんなでお茶会しました。
 この日は閑散とした商店街でしたけど、これ、たとえば多摩教会のみんながドーーーッと繰り出して行ってですね、いっぱい買って飲んで食べて、そして釜石教会のベースに行って、「皆さん頑張ってくださいね!」って言って帰ってきたら、素敵なゴールデンウィークになると思うんですけどね。まあ、今回は無理でも、これから夏休み、秋の連休、いろいろあるじゃないですか。楽しいですよ。新幹線の新花巻から、のんびり釜石線に揺られていって。
 「気持ちを伝える」っていうことなんです。だって、重いワイン、わざわざ釜石で買ってこなくてもいいし、谷川俊太郎の詩集なんて、その辺の本屋に積んである。それでも買ってくるっていうのは、気持ちを伝えるため。
 「忘れてないよ」「つながってるよ」「一緒に頑張ろうよ」「私も私でつらいけれど、こうしてつながっていれば、お互いに励まし合えるじゃないか」・・・それをかたちにするって、ホントに素敵なことだよねって、これ、キリスト教の一番肝心なところ。
 「わたしが愛したように、あなたたちも互いに愛し合いなさい」っていう、その第一の思いは、まずは「私の愛を知ってくれ」っていうことです。「この十字架を見てくれ。あなたたちのことをどんなに思っていることか」「どんなに時間がたっても忘れやしない」「どんなに離れていてもつながっている」、十字架の上で、イエスはそう言ってるんです。
 だから、私たちは、その十字架を掲げます。そして、「神さまは、なんと私たちを愛してくれていることか」と、いつも思い出し、信じて救われ、それを人にも伝えます。結局、神の愛を伝えることが、何にも増して、その人を愛してるってことになるんじゃないですか。

 このあと、幼児洗礼式をしますけれども、美しいこの儀式は、実は神さまがなさっているようなもんです。神さまが、ひとりの赤ちゃんを、どれほど望んで生み、いつもいつも愛してお育てになるか、そのことを、この洗礼式でかたちに表すんです。
 ご本人は、お母さんの胸でスヤスヤ眠ってますね。これ、お母さん立ち上がったら、起きちゃいますか? かわいそうな気もしますけど、今、あなたの人生最高の恵みをお授けしますから、ちょっと起しちゃうかもしれないけど、「ようこそ、キリストの家族へ! 神の国へ! 神の愛の中へ!」、そう申し上げたい。
 幼児洗礼を受ける子どもとご両親、代母の方はお立ちください。


【 下記のサイトをご参照ください。 】

※ 「 一助(いちすけ) 」(寿司屋) → グルメガイド( http://goo.gl/fwtYP

※ 「青葉公園商店街」(地図) → 案内図( http://goo.gl/j6qc0

※ 「青葉公園商店街」(見取図) → 店舗見取図( http://goo.gl/fRlxJ

※ 「青葉公園商店街」(店舗情報1) → A・B棟( http://goo.gl/qDDJE

※ 「青葉公園商店街」(店舗情報2) → C・D・E棟( http://goo.gl/zaZwg


2013年4月28日 (日) 録音/2013年5月2日掲載
Copyright(C)晴佐久昌英